占いには様々な種類があります。
その占いの種類ごとの特徴は、別のページの「占術の種類」というところで説明したいと思います。
ここでは、「紫微斗数」という占いの特徴について記述いたします。
紫微斗数では、いったいどんな事が占えるのかと云いますと。
以下に列挙してみましょう。
特に性格・個性・才能に関するものを観るのには
生年四化の四星(化禄・化権・化科・化忌)と、四種類の自化、四種類の向心力、
その配置で様々な性格と行動傾向を観ることが出来ます。
この鑑定法は、これまでの紫微斗数では論じていません。
宮立命の多くの鑑定から得た独自の理論です。
◎持って生まれた性格。人相。心の内面(人に知られたくない内面も・・・)
◎様々な才能の有無、その才能が人の世へ、どのくらい貢献出来るのか?
◎人生を生きて行く上で、人の上に立てるタイプか、或いは人に従って行くタイプか、どちらも不向きな個人プレイのタイプか。
◎人間関係が良くて、人からの助力の多いタイプか、逆に嫌われるタイプか、或いは馬鹿にされたり、損な役割を背負わされるタイプか。
◎親友や友人の多い人か、或いは数少ない友人と親密に付き合うタイプか、または友人は出来なくて、イジメに遭うタイプか。
◎恋愛、結婚がスムーズにいって、幸せな結婚生活が送れ、晩年には配偶者によって恵まれた家族と豊富な財産を手に出来るタイプか、或いは異性との出会いや交際は非常に多いのだけれど、異性問題に巻き込まれたり、異性からDV暴力を受けたり、命まで取られてしまうような運勢の人か、それとも全く異性縁が無くて、生涯に渡って恋愛経験も無しで独身を通すのか。
◎結婚しても子供が授からなかったり、妊娠しても年中、流産や異常分娩で母体まで危険に曝されるような運の人か、異常分娩でも、何とか子供が生まれたが、障害を持った子供が生まれる事が多く、一生そのことで苦労するのか。
まともに生まれた子供と思っていたが、途中から精神的な異常を起こし養育もままならなくなるのか。
それとも、親孝行の子供に恵まれ、その子供によって親は幸せに人生を送れるのか。
◎生まれた時には分からなかったが、実は健康に問題を抱えていた事が後に判る(紫微斗数では、生まれた時点で重大な傾向は判る)。
生涯、災難の多い運勢か、危ない事に遭遇することの無い人か、健康で長生き出来るのか、或いは短命なのか。
生涯、体が弱く病気がちだが長生きタイプか。
◎社会運の良い人か、他郷や外国へ出向いた方が成功する人か、対人関係が良く、第一印象も良く外に出向く方が成功しやすい人か、逆に一歩外に出ると事故災難に遭いやすく、年中、事故や怪我が絶えない人か。
◎人の輪の中に入って推挙されたり助力を得たり、何かと人々の縁に助けられる人か、逆に人と会うことで災難に遭いやすく引き篭もりになってしまうのか。
◎組織人間としての才能に恵まれ、会社員になった時に出世できる人か、仕事の選り好みは無く、何でも上手に出来る人か、或いは出来る仕事に向き不向きが強く、会社員になるのに良い仕事が見つからなかったり、努めても長続きしない人か、会社員より、自分独りで特殊な仕事で成功する人か、人を扱うのが旨く自分で会社を立ち上げて成功する人か。
それとも、何しても旨くいかず、浮浪者になってしまうのか。
◎住む家や部屋に困ることは無いか、親の財産など思わぬ財運が転がり込んで来る人か、それとも、財産はどんどん減っていき最後には、住む家さえも無くなり路上生活者になるのか。
生まれた時からの家庭環境は良かったのか、結婚して実家を出ても良い家庭が築けるのか、最初は見窄らしくても、徐々に良い家庭と豪邸が手に入る人か。
◎物質や財産、金銭に恵まれていても、精神的に貧しく寂しく精神を病むような人か。外見からは判らないが、穏やかそうに観えても気狂いみたいに豹変する人か。金銭、物質欲は無いが、様々なことをして楽しむ才能の有る人か。
金銭、物質面では恵まれないが、細やかな事でも幸せを感じられる人か。
目には観えない精神的な問題を抱えていて、将来に精神病を発症する可能性の人か。自殺や事件を起こす可能性が有るか。
不慮の事故に遭い短命か。虚弱体質、身体的欠陥、難病に罹る可能性は?
◎両親からの恩恵は有るのか。父親、母親どちらが、どのような人なのか。
両親のどちらと縁が深く恩恵を受けられるのか、逆に虐待などを受けるのか。
また、目上の人からの助力は受ける人か、攻撃される人か。
◎人生の何歳頃に、良いことも悪いことも比較的大きな出来事が起こるのか、それは、どのような出来事か?
◎生まれた時から、10年毎、1年毎の人生の出来事やその良し悪し。
また、10年、1年単位の出来事や良し悪しなど、「流年」という方法で観る。
◎10年単位の運勢と、1年単位の運勢と、命盤の示す運勢とが微妙(ベクトル的に)に重なる時が有る場合には「必ず起こる可能性」が有ります。
それが悪い象意だったら、そのような事象を受け入れる覚悟と対策する努力が出来る人には、その時期をお伝えすることも可能です。
◎その他に「霊感体質・霊媒体質」なども判ります。
霊感体質の人は常に心の浄化に努めなければ成りません。
何故かといいますと、霊的にバックドア(裏口)が開きっぱなしのような状態に成っているからです。霊の裏口が開きっぱなしですから通りがかりの浮遊霊が知らぬ間に心に入ってしまいます。しかし、浄化された心ならば浮遊霊や地縛霊など悪しき霊は入ることを恐れるのです。悪しき心を持っていれば寄り添うように憑依してきます。憑依された人は原因不明の不安感や体調不良に成り、病院に行っても原因不明、あるいは何処も悪くない、などと診断されてしまいます。
もちろん精神科の処方してくれる薬なども効かないのです。
霊感体質の人で「恨み。憎しみ」など憎悪の心になってしまっている人はパワースポットや霊場へ出向くのには注意が必要です。
以上挙げたような、このような事が判るのが「四化飛星紫微斗数」です。
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