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紫微斗数 命盤鑑定
お名前:氏名 宮崎孝宏
生年月日:1951/ 6/23
出生時刻:9:00~10:40 (出生地による補正値: 分)補正後の出生時刻:
命盤鑑定概略:
<命宮> (辛)太陽▲・太陰△・天刑・化権星・自化権(B-B=0)
正反対の意味合いを持つ両星の同宮により、性格などに二面性が表れます。
星の輝き具合から、男性に不利で女性に有利な配合です。保守的な傾向が強く出ます。
命盤全体から「桃花性」は強いと云えます。
明朗で温和な性格です。
一生を通じて仕事での変化が多く、転職したり、本業以外に副業を持ったりします。
また移転や旅行も多くなり、劇的な変化に富んだ人生を送ります。
命宮の力量が弱いので変動によって忙しい人生となります。
生年化権星が有り、自分の意見や立場を主張する傾向が有りますが、自化権が有るので、後天的には、その傾向は弱くなります。また他人や身内との不用意な争いが多くなりがちです。
命宮と兄弟宮に「必定B-B・C-B」が有り、兄弟、親友などと縁が切れる象意があります。m
「天刑」が命宮に入り、白黒ハッキリしたがる。労禄の命、六親(親兄弟)は助力に成らない。幼少時に怪我多く身体に傷跡を多く残す。訴訟、火災に要注意。神仏宗教へ関わりの縁有り、一生涯孤独で貧しく、災厄疾病多く、神仏へ出家が宜しい。
他人からは、<落ち着いているようで、意外に性急なところがある>と見られます。
無頓着で、あまり自分を飾らないと思われることもあります。
物事をスピーディーに処理する仕事、宗教系、ジャッジ、占術業に適しています。
辛年生まれの人ですから、基本的には財と官の福分が厚くなるとされますが、これも12宮全て観ないと判りません。他人からの財の助力有り。
※ 命宮の判断後に12宮の宮干四化の象意を全て観て、12宮の星曜と合わせて、結論的に「鑑定書を作成します。
化禄星→福徳宮
心の充足感をを重視。基本的には楽観的だが「必定」があり、人生の何処かで悲観的な状態に陥り鬱、自殺の危険性有り。スピリチュアル、精神的なものへの造詣が強い。哲学的なことへ傾倒。
化権星→命宮
自分の意見、立場を主張したがる。自分で決めたことは守る。気性、個性が強い、物事を成し遂げる能力も強い、物事の道理を整える事たがる。ただし人間関係では摩擦に注意。ただし【B-B】が成立するので【化権】の作用は弱くなる。
化科星→財帛宮
貴人から財の享受。固定財産を保有する。メンツ重視。お金にダラダラし易い。好きなことで財を稼ぐ傾向。
化忌星→官禄宮
仕事への拘りが強いので適職に就くまでは仕事が変わりやすい。チームワークでやる仕事には拘りが災いして旨くない、一人で出来る仕事に向いている。婚姻は旨くいかない。
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<兄弟宮> (庚)武曲・天府
命盤には記述は有りませんが「C-B」が成立します。後天的には兄弟姉妹、親友とは疎遠になる可能性が有ります。また命宮と自化権で串聯していますから、親しい人と一緒に仕事が出来るとも云えます。しかし、このような場合には親友と云うような人間関係は疲れやすく疎遠になり易い。また客商売では友達関係は儲けさせてもらえない。
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<夫妻宮>(己)天同◎
恋愛の過程は順調で、彼女からもたらされる援助は大きい。優しい桃花傾向の女性を好む傾向が有る。官禄宮に「生年化忌星」有るので仕事に没頭しやすい、そのため婚姻は仕事が原因で不順に成りやすい。仕事に理解が得られる女性が良い。妻は収入源に関して干渉しやすい、お金のことで問題が起きやすい。従ってくれる女性が良い関係に成る。相性ということを観ると性格の強い女性とは長続きしない。従ってくれる女性がよい、それはこの人が主導権を執りたい人間だからである。
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<子女宮>(戊)破軍◯・擎羊
配偶者は妊娠、出産時に流産・早産など異常分娩などの問題が起きやすく、成人するまでにも身体虚弱傾向が有るが問題は無い。
※相談者談(長女=妊娠中毒症・早産、三女=早産未熟児)(母乳が全く出なく初乳を与えられなかった、乳房は豊であるが陥没乳頭であった)
子どもたちは遊び好きで変化の有る生活を好み、家に落ち着いて居ることが少ない。
自主独立型で親の監督下に抑えていられない。進んで社会に出て行く。
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<財帛宮>(丁)文曲・禄存・化科星 <天機・巨門・鈴星・A-A=0>
金銭に関して無頓着。金儲けが下手、金銭管理が甘い。一攫千金の財運は無い。頭脳系(好きなこと、研究・管理・プレゼンテーション)で財を獲得する事が向いている。金銭に細かいのに好きなことにはパッと大金を使う傾向が有る。自分が興味の無いことへの出費はケチケチする。好きなことで財を稼げる。金銭的には相手に譲歩しやすい、従って金儲けには向かない。
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<疾厄宮>(丙)廉貞・左輔・陀羅・自化忌
呼吸器系、心臓を含む血液循環器系、不眠、精神病、脳神経系、高血圧、色情トラブル、
胃腸潰瘍、頭部顔面疾患怪我、殺傷事件災厄、身体虚弱、生まれつき身体欠損、多病、肉体労働は不向き。
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<遷移宮>(乙)無星曜 <太陽▲・太陰△・天刑>
家の中で過ごすことも嫌いではない。あまり周囲に振り回されない、意見は聴いても結局は自分の好きなように行動する。
故郷を離れ他郷に住み、非常に変化の多い生活を送ることに成る。職業も変わりやすく、適職に出会うまでは変化が大きい。空気が読めないなど発達障害の傾向がある。
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<奴僕宮>(甲)七殺◯・右弼・天魁・天空・陰殺
低人格の人からの妬みを買いやすい。女性からの助力が得られやすい。人に対して気遣いが出来る。桃花系有り。女性を相手にした仕事や女性の多い職場が合う。商売をするならば友人関係を相手にしない方が良い、初対面の人が良い。
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<官禄宮>(癸)天梁■・文昌・天姚・化忌星
「生年化忌星」が同宮で、仕事に拘りが強く天職に出会うまでは仕事が変わりやすい。仕事への拘りが周囲の反感を買いやすいために、邪魔、妨害、事故、破綻に見舞われ易いために、会社員よりも個人での仕事が向いている。
研究職や法律、技芸、特殊な技術や特殊な業務で発展の機会を得ることが出来る。
変わった仕事などが向いている。
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<田宅宮>(壬)紫微・天相・地劫
不動産、家屋を取得し、頻繁に売買するが、その量はあまり多くなく、最終的に僅かな不動産、家屋を所有出来る。家屋、不動産に関して変化が多い。家庭内に於いて主導権を持ちたがるが家族に尽くす。
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<福徳宮>(辛)天機◯・巨門◎・鈴星・化禄星・自化禄(A-A=0)
「来因宮」先祖縁深い・家業継ぐ(長男の役割)・身体欠陥・結婚必定・自殺・鬱・精神苦
若くして宗教や信仰に惹かれ、学術、文化、未知の分野に興味を示す。若年中は苦労が多く、精神的に不安定と成りやすい。また外出が多く、旅行、転勤、転職、引っ越しなども多く、晩年になって精神的に安楽な日々を送ろうとする。しかし、経済的な貧困から常に仕事に追われ生活には余裕が無い、それでも多忙な中にも充実感は有る。
これらの現象は「生年化禄星-自化禄」で後天的に福分が減退し、低運気には精神的な疾患から自殺などを考える。
「来因宮」の象意が現れ、生まれながらに身体的な欠陥、欠損を持っている。
相談者談:生まれながらの身体的欠陥は、小学校の健康診断で指摘された「漏斗胸」で、先天性の遺伝的疾患で1000人に1人、発症すると言われた。胸郭全体の変形で肺活量も普通の人よりも少なく、スポーツなどでハンデイが有った。
他に成人してから激しい腰痛の持病が出て診断して貰ったら「第五腰椎分離滑り症」と分かり、これは生まれつきだと言われた。第五腰椎が完全な形になっていないそうです。
さらに40代で「ヘバーデン変形結節症」という原因不明の難病を発症し、両手の10本の指の第一関節が激しい痛みとともに変形し崩れていく病気でリューマチに似ているが、リュウマチでは無いと言われ、治療法が無く、全ての指の変形が済むまで激しい痛みのために仕事に支障が何年も続いた。また、母親から聞いたことだが、産まれた時は未熟児のような状態で、陰嚢に異常が有りすぐに手術をしたそうだ。小さいころも怪我や病気は多く、成人してからも常に医者通いをしている。病気の百貨店みたいです。現在は、精神安定剤、高血圧、高脂血症、胃潰瘍など薬を常用している。最近は目も悪くなって手術を進められている。
化禄星→自化禄(0)
化権星→命宮
祖業を継ぐような命。長男でなくても長男のような事をする事になる。家庭生活において常に決まったようにしないと気が収まらない。保守的。家不動産で困難な状況が生じ、代替の家屋や不動産で問題解決しなければ成らないような事が起こる可能性有り。
相談者談:男三人兄弟の末っ子だったが、兄二人は就学を終えると家を出て戻ることは無く、結果的に三男(本人)が親の仕事を手伝いながら勤め人をし、自営業も立ち上げたが、両親が相次いで倒れ、自営業の営業も思うように出来なく業績は悪化。父親は三年寝たきりになり医療費や介護費用捻出(現在のように介護保険制度は無かった)のため、親の所有の土地を切り売りして、最終的に僅かな不動産が残っただけ。自営業は不振が続き負債を残したまま廃業。小さな会社に勤務することになる。やがて夫婦不仲が現実化し離婚。その後、母親も要介護と成り、介護施設のお世話になりながら5年ほど介護し看取った。
親の財産はほとんど無く、僅かな不動産を処分したが、売却した収益は諸費用で消え、手元にはほとんど残らなかった。その間、二人の兄達とは喧嘩が多くなり不仲となり絶縁状態と成る。結局、父親、母親の葬儀の喪主を務め、長男のような事をして、親の負債を負うような格好になった。最終的には郷里を離れ外地に転居し散々の苦労の末に現在に至る。
幸い、住む住居は外地で出会った女性の援助で困ることは無くなったが、その女性とも縁が切れてしまった。現在は細々と日雇い労働で質素な生活をしている。還暦を過ぎ、体調不良も顕在化し、鑑定して貰ったようになるかも知れないと。
化科星→財帛宮(流出科)
先祖縁の影響が大きく、先祖縁が良ければ財や貴人の助力に恵まれる。
相談者談(先祖縁は悪い。両親は不仲、姑は母を苛めぬいた。先妻は姑の虐めで胃潰瘍で二人の幼子を残し夭折)
化忌星→官禄宮
仕事、事業は憂い、気が休まらない。婚姻は刑尅され失敗する。好きな事を仕事にすれば、人生は好転する。
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<父母宮>(庚)貪狼▲・天鉞・火星・天馬
「母親」
両親は不仲で、貴方は就学卒業と同時に家を離れる。父母との縁は薄く、いつも父母のどちらかが外出がちで、一緒の時間を過ごすことが少ない。
化禄星→命宮
父母からは、とても可愛がられる。男命ならば配偶者の実家から我が事業に助力有り。財を守る命である。
相談者談(父親とは同居していたが幼少から接触無し、お爺さんと母親に育てられた)
化権星→兄弟宮
化科星→命宮
公務員、公職に有望。清廉公正。父母の後ろ盾が良好。
化忌星→夫妻宮
父母は配偶者と不和となり易い。年配者との縁が薄い。
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■生年四化で、その人の人生傾向と行動傾向を診ることができる。この方法は日本ではほとんど知られていない。
>化禄
福徳宮に配されていて、基本的には慈悲の心を備えている。人に尽くし困っている人を放っては置けない。幽霊は見えないが霊的感性を備えることになる。信仰心旺盛。
>化権
命宮に配され、行動的、即断即決、やることは早い(ただし雑)、負けず嫌い、短気、クール、危険なことを好む、責任感あり、自己管理強い。
>化科
財帛宮に配され金銭面と深層心理に作用する。
金銭管理が緩くなる。金銭面では人に譲歩しやすい。温厚、姚花、趣味人、自己管理が緩い。
>化忌
官禄宮に配され、仕事に対して拘りが出る。仕事は何でも良いという訳にはいかなくなる。対宮の夫妻宮に作用して恋人や配偶者に対して囚われたりしやすい。
※これらの「生年四化」の作用は宮の状態がナチュラルな状態の場合の作用である。
この人の場合は、「生年四化」が性格に作用する宮に複数入ることになるので自己矛盾を生じやすい、そのためストレスを抱えやすい。しかし、それは自己努力で改善することが可能である。
自己矛盾とは、例えば【化権】と【化科】は性格に影響する宮であり、【化権】と【化科】は相反する作用であるからだ。
このように「生年四化」が二つ以上同じ宮に入ったりすると厄介な作用が出やすい。
【化科】が対人関係を現わす宮に入ると、その宮の人間関係に自分が譲歩しやすく振り回されたり疲れやすくなる。しかし、その宮が良好ならば趣味などで楽しめる人間関係になる。
【化忌】が人間関係を現わす宮に入ると、その宮の人間関係に束縛されやすく精神的に疲弊しやすい。あるいは人生を狂わされる場合もある。
実際の鑑定が、どのような手順で行われて行くのかを以下に説明します。
(通常の鑑定では、鑑定に際しての理論の説明は有りませんのでご理解ください)
理論に関してのご質問は「レッスン」になります。
レッスンでは、以下のように命盤を詳しく、理論的に説明します。
なお、以下の鑑定手順は、やや古典的な方法により飛星を行っています。
最新の「欽天派」による四化星の鑑定は全く異なります。