欽天派の特徴
来因宮と生年四化を重視し、過去世の因果を観る佛学です。
鑑定法としては、生年四化、自化、流出四化などを中心に判断します。

欽天派独特の用語
自化=離心力・流出四化=向心力、と呼びます。
四化星(化禄星=A、化権星=B、化科星=C、化忌星=D)というように、
A・B・C・D、と簡略に表記するのが標準になっています。

離心力=自化の四化のことであり、後天的な変化を現し、四化星に応じた変化を後天的にもたらす。

向心力=流出の四化のことであり、対宮へ向かう象意と解釈する。

交易四化=離心力や向心力に該当しない、宮間で飛星する四化を指す。

来因宮=「前世未了」の宮と言われ、過去世でやり残した事を表しているとされます。来因宮は命盤の命宮~父母宮の何処かの宮が誰でも該当します。


欽天派は絶対を観る鑑定法でもある
「絶対論の必定」=生年四化と自化の組み合わせで、「必ず事象発生」を診ることが出来る。
「媒介論」=適職などを鋭く鑑定することが出来る。
「業報因果」=この世に生まれてきた目的、使命を知ることが出来る。
■業報因果とは
この世に生まれて来る前の世界で、高級霊(ハイヤーセルフ)と自分とで次に生まれて、どんな修行をするか決めて来るそうです。
その修業のための「試練」と「環境」と「行動」と「結果(到達点)」、この4つを実現するための人生のシナリオを詳細に決めて来るそうです。




欽天派 紫微斗数の知識